親水と疎水の違い

親水と疎水の違い

- 概要 -

親水とは、水に親和性があること、すなわち水となじみやすいことを言う。疎水とは疎水性があること、すなわち水となじみにくいことを言う。

- 詳しい解説 -

親水とは親水性があること、つまり、水となじみやすい、水に溶けたり、混ざりやすいという性質のことを言う。物体が水に溶ける、ということは、水との間に水素結合を形成するということである。

水は元素記号で表すとH?Oだが、その二つあるH(水素分子)のひとつと溶ける物質のH(水素分子)やその他の親水性のある分子間が結合することで水素結合が生じる。このことで、物質は水に溶ける(溶解する)ということになる。基本的に電荷を有するものは親水性がある。

疎水とは、疎水性があること、つまり、水となじみにくい、水に溶けたり、混ざりにくいという性質のことを言う。疎水性のある物質は基本的に電気的に陽性や陰性を帯びておらず、中性の物質で分子内に炭化水素基をもつものが多い。疎水性の物質であっても、油には溶ける親油性のものも多い。
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