セクションとパートの違い

セクションとパートの違い

- 概要 -

セクションもパートも英語からきた言葉であるが、セクションは他と明確に区別された一部分を意味しており、パートは全体の中の一部分を意味している。

- 詳しい解説 -

セクションもパートも英語から由来している言葉で「部分」という意味を持つ語である。

セクション(Section)は意味が部分、断片、仕切られた部屋などの意味がある。文章の節、段落、会社の中の部、課などの意味もある。いずれの場合も「他と明確に区分されているその部分」のことを言っているものである。

一方パート(Part)は、部分、要素、割合、器官、文章などの部、連載物の回などの意味を持っている。いずれの場合も「全体の中の一部分」という意味合いがある。

パートとセクションの違いであるが、上記で説明したようにパートは念頭に「全体」があり、「その中の」一部分のことを言いたい時に使われる。セクションの方は、全体は念頭にあるとしても、その注目点はその中にある明確に「区別ができる(している)一部分」のことである。

例えば、無理やりにピザでいうならば、それぞれに切り離すことができる、そして明確に1つの部分として認識することができる一つ一つの三角形のものをセクションといい、チーズがかかっているところであったり、マヨネーズがかあっているところといったピザ全体のうちの一部分のことをパートという。
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