接着剤とボンドの違い

接着剤とボンドの違い

- 概要 -

接着剤は二つのものを貼り合わせるためのもので、糊やゴム、樹脂、ボンドなどのことである。ボンドとは、接着剤の一種であるが、コニシ株式会社が保有する登録商標である。

- 詳しい解説 -

接着剤とは、二つのものを貼り合わせるために使われるもののことで、多くが液状またはゲル状である。代表的なものは糊であるが、貼り合わせる物質によって使われる接着剤は異なる。

以前は原料がゼラチンやゴムなどのものが多かったが、近年はほとんどが合成樹脂である。接着剤は、物質の接着面に塗られることで物質の表面に付着し、時間が経過することにより乾燥や化学変化により硬化する。これにより二つの物質が接着剤をはさんで貼りあわされることになる。

ボンドとはいわゆる接着剤の一種であるが、コニシ株式会社の登録商標である。ちなみに接着剤は英語で言うとボンドではなく、glueグルーである。

ボンドは1952年にコニシ株式会社より発売された合成接着剤の名称である。1953年には商標に登録されている。日本の接着剤のトップブランドであり、いまやボンドが商品名という枠を超えて日本人の語彙の中に深く根付き、商品名であることを知らない人の方が圧倒的に多い状態となっている。同社の商品で最も有名なのは黄色いボトルに赤いキャップの木工用ボンドである。また、強力瞬間接着剤の「アロンアルファ」も同社の製品である。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。