せどりと転売の違い

せどりと転売の違い

- 概要 -

せどりとは競取りと書き、古書店から安く売られている掘り出し物を買い取り、別の古書店に高く売ることを言う。転売は買ったものを別の人にすぐ売り出すことを言う。

- 詳しい解説 -

転売とは、一度自分で買ったものをすぐ他の人に売ることを言う。通常は業者などが転売の際の差額で利益を出していたものであるが、現代ではネットオークションやフリマアプリなどの普及により、個人でも品物の転売により利益を稼ぐ人も増えてきた。多くは小遣い稼ぎ程度の副業であるが、中には専門に行う個人も出てきている。

せどりは競取りとも書き、もともとは古書業界の業界用語である。せどりとは、古書店において、店主の知識不足などから実勢価格よりも格安で販売されている稀覯本など(珍しい本など)の掘り出し物を買い取り、別の古書店に適正価格で売り渡すことを言う。つまり、せどりは転売の一形態である。

しかし、前述のようにネットオークションやフリマアプリなどがあるため、以前はせどりをするのはごく一部の業者のみであったが、現在は個人でもせどりを行うようになってきた。せどりにおいて利用される古書店も個人の古書店ではなく全国ネットの古書店など、画一的な値付け処理がされるような店を狙うことも多い。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。