扇状地と盆地の違い

扇状地と盆地の違い

- 概要 -

扇状地は、河川が山から平野にかかるところで、河川が堆積物を積もらせてできた地形のことを言う。盆地は四方を山地などに囲まれた土地のことを言う。

- 詳しい解説 -

盆地とは、周囲を山地、丘陵などで囲まれた比較的平坦な土地のことを言う。盆地は地層の柔らかい部分が浸食されて周囲より低くなった浸食盆地や、地殻変動によって形成されたものなどがある。

盆地は周囲を囲まれている土地であることから、沿岸部よりも気温差が大きく、冬寒く夏熱い、朝晩寒く昼熱いのが特徴である。さらにフェーン現象などが起こりやすい土地でもある。

扇状地は、河川が山地から流れ出て盆地や平野に至ったところにできる地形のことである。河川が山より堆積物を運び、それが平坦な土地に至ったときに堆積物を積みかさねることで扇状地が出来上がる。扇状地は文字通り川を中心にした扇形の地形である。

扇状地は河川がその形成の由来であるため、地下水が豊富で、特に扇の先端にあたる部分では地下水が湧出することが多い。また、土の質は砂や礫を主体としているため、農業にも適している。
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