即刻と即時の違い

即刻と即時の違い

- 概要 -

即刻も即時もどちらも、間をおかずにすぐ、その時という意味で違いはない。しかし、即刻は副詞的に使われ、即時は名詞的であったり副詞的であったりする。

- 詳しい解説 -

即刻も即時もどちらも、間をおかずすぐに、という意味であり、同じ意味の単語である。

ただ、即刻は使われるときは「即刻明け渡すこと」「即刻退場」のように副詞的に使われる。即時は単体で副詞的に使われることはあまりなく、「即時に明け渡すこと」「即時に契約履行を求める」のように、後ろに「に」を伴って使われることが多い。

刻も時も、両方とも「時」を表す言葉である。時は近代以降使われている時間の単位であるが、刻はそれ以前に使われていたものである。これは、「刻」が一昼夜を12等分にして時刻を表したことからきている。12等分されたそれぞれの一つずつを十二支にそれぞれ担当させ、子の刻、丑の刻、寅の刻などと表現した。よく言う「丑の刻参り」はこの丑の刻からきている。

ちなみに、現在の「刻」は1刻は15分とされており、昔の時間単位とは大幅に異なる。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。