テンポと拍子の違い

テンポと拍子の違い

- 概要 -

テンポとは、西洋音楽での、拍の長さのことを言う。拍子は、同じく西洋音楽において、1小節内の拍数を表す単位のことである。二拍であれば二拍子、三拍であれば三拍子である。

- 詳しい解説 -

テンポとはイタリア語のtempoの音訳である。テンポは西洋音楽においては、拍の長さのことを表している。つまり、その曲の速さのことを表している。一般的には、楽譜に速度記号で表示されており、メトロノーム記号であったり、速さを表す言葉が添えられていたりする。

メトロノームは1分間のうちにある拍の数を刻む機械であるが、これが表す拍の数がすなわちその曲のテンポである。メトロノームが1分間に50回拍を刻むのであれば、M.M=50と表記され、これが曲のテンポとなる。M.M=50よりもM.M=60の方が拍数が多く速い曲調(速いテンポ)である。

拍子は、西洋音楽においては、一小節内の拍数を表した単位のことである。例えば一小節内に2拍であれば二拍子、三拍であれば三拍子となる。2拍子の曲の代表は行進曲である。その1拍の音の長さを指定しているのがメトロノーム記号であり、テンポのことである。
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