伝説と民話の違い

伝説と民話の違い

- 概要 -

伝説も民話も民衆が伝えてきた物語であるが、伝説は特定の人物などを中心としたもので、多くの人がそれが本当の出来事だと信じているものをいう。

- 詳しい解説 -

伝説も民話も民間の口承文芸の一種である。

伝説は、特にある人物やあるもの、ある現象についての物語で、それが実際に起こったことだとその地方で信じられているものを言う。中には一つの物語だけではなく、数種類の物語をまとめて「〜伝説」というシリーズになっているものもある。

伝説で有名なものは、イギリスのアーサー王伝説や、人魚伝説、日本においては、桃太郎伝説、ヤマトタケル伝説、天孫降臨伝説などである。ヤマトタケルや天孫降臨は神話と言ってもよいものであるが、神話と伝説は区別がつけがたい。

民話とは、民衆の生活に密着した物語で口承により受け継がれてきた。昔話や伝説も広い意味では民話の中に含まれるといえる。つまり、民話とは民間の口承文芸の総称である。

民話のうち、昔話は定型があり、「むかしむかし(またはむかしむかしあるところに)」という語り始めがあり、話の最後には「どんどはれ」「とっぴんぱらりのぷう」などの決まり文句で終わることがある。終わりの言葉は地方により大きく異なる。この定型は伝説にはないものである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。