日没と日暮れの違い

日没と日暮れの違い

- 概要 -

日没とは、太陽が地平線の下に沈むことやその時刻を言う。日暮れとは、太陽の沈むころのことを言う。日没よりも時間帯が広い。

- 詳しい解説 -

日没とは、太陽が地平線下に沈むこと、またはその時刻のことを言う。天文学的には、太陽の上端が地平線下に沈むことを日没という。反対語は日出である。日没は地球の自転のための起こる現象である。また、地球の公転のために、一年を通じて日没の時間は変化していく。おおよそ6月20日ごろの夏至の頃が一番遅く、12月中旬位の冬至のころが最も早い。

日暮れとは、日の暮れるころ、太陽の沈むころのことを言う。夕方のことである。

日没と日暮れでは、日没が太陽が沈むまさにその時のことを言うのに対して、日暮れでは、もう少し幅が広く、日没の少し前の時間帯も含んでいる。より具体的にはあたりが暗くなり始めたころから日暮れという。

日没の前後や日暮れの時間帯は、古来より人の詩心をくすぐるらしく、同時間帯を表す類義語はとても多い。黄昏、薄暮、灯ともしころ、暮方、宵の口などがある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。