ニタニタとニヤニヤの違い

ニタニタとニヤニヤの違い

- 概要 -

ニタニタはは声を出さずに薄気味悪く笑う様子を言う。ニヤニヤは声を出さないで薄笑いをする様子のことを言う。

- 詳しい解説 -

ニタニタもニヤニヤもどちらも声を立てずに笑い顔をつくる様子のことである。しかし、ニタニタが薄気味悪く笑うのに対して、ニヤニヤにはそういった意味はない。

ニタニタは、あざけって笑ったり、わざとらしく笑い顔を浮かべたりするときによくされるもので、薄気味悪いことも含めて、あまり良い意味で使われるものではない。「人前でニタニタするのはよくない」「彼が学年トップを陥落したと聞いて、人知れずニタニタとしてしまった」などがその例である。

ニヤニヤも、ほくそ笑むような笑い方をしたり、意地悪く笑ったり、また人のことをあざけって笑うようなときにも使われるため、良い意味で使われることもあるが、そうでない場合もある。ちなみに、良い意味でニヤニヤと使う場合は、例えば宝くじが当たったために、自然とニヤニヤする、であったり、ほほえましいカップルのやり取りを見てニヤニヤするなどのように使われる。悪い意味の場合はニヤニヤも使われるが「ニヤリ」という一語で表すこともある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。