納会と忘年会の違い

納会と忘年会の違い

- 概要 -

忘年会は、その年の最後に、一年の苦労を労い、忘れるためにする宴会のことである。納会は、その年や年度の最後に締めくくりのために開く会合のことで、忘年会のように宴会であるとは限らない。

- 詳しい解説 -

忘年会とは、年末に参加者の一年の苦労を忘れ、無事を祝うための宴会である。忘年会は、職場の仲間で行うものや、友人・家族で行うもの、サークルや町内会などのメンバーで行うものなど、宴会を催すのに限定はない。職場で行う場合は、たいていその年の仕事納めの日の終業後に行うことが多い。

忘年会は日本独自の文化であるが、珍しいことに特定の宗教的な影響は全くない。現在のような宴会をして騒ぐ形式になったのは明治以降といわれている。

納会とは、その年や年度の最後に締めくくりとして行う会合のことを言う。おさめ会とも呼ばれる。忘年会とは異なり、納会は必ずしも宴会とは限らない。例えば、何かの部活動の納会であれば、その年の最後の通常練習とそれにつづく年末だけ行われる特別の練習などを併せて納会と呼ぶこともある。

また、証券取引所において、各月最後の立ち合いを納会とよび、年末12月の最後の立ち合いは特に大納会と呼ばれる。その年のしめくくりとして注目を浴びる。
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