バターと発酵バターの違い

バターと発酵バターの違い

- 概要 -

バターとは、牛乳を撹拌することで得られる乳脂肪の塊のことであるが、発酵バターは牛乳を発酵させることでつくりだしたものである。

- 詳しい解説 -

バターとは、牛乳を撹拌することで得られる乳脂肪の塊のことである。牛乳には、脂肪球とよばれる細かな脂肪の粒が大量に含まれているが、牛乳を撹拌するとこの粒同士がくっつきあって、塊ができる。この塊を水洗いし、さらに練ることでバターが出来上がる。この段階では味はついていないので、製菓などにつかわれる無塩バターである。通常はこれに塩味を加えることで有塩バターとして製品化している。

発酵バターは、日本では近年流行し始めたバターの一種で、牛乳から分離して取り出したクリームを発酵させることで得られるバターである。通常のバターとはことなり、発酵にもちいる乳酸菌の効果によりチーズのような味わいがある。

ただ、この伝統的な方法で発酵バターをつくることは手間と時間がかかり、発酵度合いなども管理する技術も必要となるため、近年流通している発酵バターは、一度出来上がった普通のバターに乳酸菌を加えて練りこむことで発酵バターとしているものがほとんどである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。