やりがいとやる気の違い

やりがいとやる気の違い

- 概要 -

やる気とは、何かを行うことに前向きな気持ちのことを言う。やりがいとは、やる気を出したくなるような手ごたえや充足感のことを言う。

- 詳しい解説 -

やる気とは、何かの物ごとに対して積極的に取り組もうとする気持ちのことである。

やりがいとは、物事をする際に感じる手ごたえや充足感のことで、やる気を出させるような物のことを言う。

やりがいがあるものは、それに取り組む時、または取り組んでいる時にそれをする価値があると感じるものであることが多い。そのため、多少の苦労や成し遂げるのに困難があったとしても、やりがいがあるものであれば、あきらめずに最後まで遂行できるものである。

近年、日本経済の不振により、経費節減を余儀なくされた企業が、人件費の削減を行い、それにより不当な長時間労働や加重勤務などの問題が生じている。いわゆるブラック企業の問題である。ブラック企業は主に若者などの職務経験が浅い人をターゲットにして、低賃金で違法な労働をさせるものである。そのブラック企業がよく使うのが「やりがい」である。夢のある若者の夢を実現させるというやりがいをちらつかせ、やりがいがあるから低賃金でも我慢、やりがいがあるから長時間労働も大丈夫と若者から搾取するのがその典型的なやり方なのである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。