融資と融通の違い

融資と融通の違い

- 概要 -

融資とは、銀行や消費者金融などが資金を融通することを言う。融通とは、お金をやりくりして都合をつけることである。

- 詳しい解説 -

融資とは、銀行や消費者金融、カード会社などが、お金を必要としている人に対してお金を貸しだすことを言う。融資という名前がついているが、お金を受け取った側にしてみれば「借金」であるので、通常は利子をつけて変換することになる。この金銭の貸し借りの契約は通常「金銭消費貸借契約」である。

融資とは、通常銀行が企業相手に貸し出しをすることであるが、どんな企業でも借りられるわけではない。銀行であれば通常は内部での融資基準が決まっており、銀行側担当者を通じ、その上部機関の審査を経たうえで貸し付けが行われる。融資が審査を通らないというのは、その企業が小規模である場合や、事業がうまくいっていない、さらにそれを改善するような動きやビジョンも見えないなどさまざまな要因がある。逆に小規模な企業でも審査が通ることがあるが、これは例えば小さな町工場であってもその工場しかない特徴のある技術があれば、その将来性がよりよく開けてくる。そのような場合は、将来性に賭けて銀行が融資する場合がある。

融通とは、お金や必要な物資などを都合することである。具体的にはお金をやりくりして、ねん出することである。誰かに渡すために特別に準備して、都合することである。「お金を融通しましょう」という場合は「あなたにお金を貸してあげましょう」という意味になる。

つまり、融資とは、銀行などが融通した資金を貸し付けることである。
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