浮き袋がない!泳がないと沈んでしまうサメ

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浮き袋がない!泳がないと沈んでしまうサメ

魚のお話。
魚の体の中には浮き袋と言うものがある。これは空気を入れるための袋でこの浮き袋のおかげで浮力を得、水中を自由に泳ぎまわることが出来るのだ。たとえ泳いでいなくても(静止していても)沈んでしまうことはない。

しかし!
サメは違う!!
浮き袋がないので泳いでいないとドンドン海底深くまで沈んでいってしまうのだ。

なんとも原始的な魚である。
だからといってサメに全く浮力がないわけではない。

サメは体重の約4分の1もある肝臓を持っている。この肝臓には脂がギッシリと詰っており、これが浮力の助けとなっているのだ。(油(脂)は水の上に浮くよね♪→これは油は水よりも軽い比重だから)


補足
サメ以外にも浮き袋を持たない魚はマグロ、ホッケ、ヒラメ、カレイ、ヤツメウナギ、シーラカンスなどがいる。