線路に砂利が敷いてある理由

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線路に砂利が敷いてある理由

電車の線路(レール)には砂利が敷き詰められている。砂利に枕木にレール・・・何故だ?コンクリートなどではいけないのか??この砂利にはレール・枕木への重さを受け、吸収するクッションの役割がある。砂利と砂利の隙間が騒音を吸収し、線路周辺の建造物に伝わる振動を軽減させることができるのだ。(土では柔らかすぎ、コンクリート(セメント)では硬すぎる)

また地盤が沈下したときに、修正が容易であるのも砂利を敷く利点である。(砂利を継ぎ足せばいい)


補足
○線路の砂利はバラストという
○線路1kmにつき、約1500〜3000トンのバラストが必要