胡椒と唐辛子の違い

胡椒と唐辛子の違い

- 概要 -

胡椒とは、コショウ科コショウ属の蔓性の植物で、その実を乾燥させて粉々に砕いた物が、香辛料として用いられている。唐辛子とは、ナス科トウガラシ属の一年草(熱帯では多年草)で、その実を乾燥させて種を取り除き、粉々に砕いた物が、香辛料として用いられている。

- 詳しい解説 -

胡椒とは、コショウ科コショウ属の蔓性の植物で、その黒い実を乾燥させて粉々に砕いた物が、香辛料として用いられている。辛味成分はピペリンで、食欲増進や冷えの改善、栄養吸収の促進効果、防腐、抗菌、抗酸化作用等が期待出来る。同じ植物からでも収穫時期や製法によって仕上がりが違い、ブラックペッパーやホワイトペッパー、グリーンペッパー等と呼ばれ、それぞれ合う料理がかわってくる。

唐辛子とは、ナス科トウガラシ属の一年草(熱帯では多年草)である。スパイスとしての利用は勿論、野菜として食べる事も出来、甘いタイプと辛いタイプがある。熟して赤くなった実を乾燥させて種を取り除き、粉々に砕いたり、砕かずそのままの状態で香辛料として用いられている他、生のままで利用される事もある。砕けば砕く程辛味が増すのが特徴である。辛味成分はカプサイシンで、殺菌、体温上昇、発汗等の効果があり、交感神経を刺激する。薬味として利用したり、香り付けや辛味付けとして用いる。
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