辞退と謝絶の違い

辞退と謝絶の違い

- 概要 -

辞退とは、与えられた任命や権利、賞等といった良い勧めを、受け取らずに引き下がり、実質的に断る事である。謝絶とは、丁寧に、だが、きっぱりと断る事である。

- 詳しい解説 -

辞退とは、与えられた任命や権利、賞等といった良い勧めを、受け取らずに引き下がり、実質的に断る事である。打診があってから行われるもので、一旦は受けたものの辞退する場合もある。あくまで自ら「自分には勿体ない」「まだ力が足りない」「せっかくですが事情がありまして」といった様に、謙虚に断る際に用いる。

謝絶とは、丁寧に、だが、きっぱりと断る事である。特に辞退の時のような良い勧めでは無く、他人からの申し入れに対して断る際に用いられる。「辞退」の様に、一度打診があってから行う場合もあるが、打診が無い前段階で意思表示として表しておく場合もある点が違う。例えば「面会謝絶」等、面会しに人が来る事を想定し、事前に「出来ません」と表しておく場合がある。

辞退は自分がその場から後退するイメージで、謝絶は自分がその場にいたままお断りする様なイメージ。丁寧だが時に強い拒絶感を示す事もある。
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