指定と選定の違い

指定と選定の違い

- 概要 -

指定とは、物事を特定の物に決める事である。選定とは、多くの物(用意されたものや条件に合うもの)の中から選び出す事である。

- 詳しい解説 -

指定とは、物事を特定の物に決める事である。特に、人や場所、時間を「こうである」と決める事を指す。その他に、国が法令等によって場所や施設、病気等を特定のカテゴリであると定めたり、資格を与える際に用いられる。「明日、指定さた場所に時間通りに集合して下さい」「この建物は文化財として指定されています」「指定校推薦を受ける」「指定感染症にかかってしまったので、治癒証明書が無いと登校出来ない」といった使い方をする。

選定とは、多くの物(用意されたものや条件に合うもの)の中から選び出す事である。「指定」は、限りない物の中から選びとるイメージで、選定は選べる物が限られている中から選びとるイメージである。また、「指定」の場合は選ぶ為の基準があるものとないものがあるが、「選定」は選ぶ為の「基準・条件」があらかじめ決められている事が多い。「理事の中から理事長を選定する」「図書館向きの図書の選定」「選定基準」といった使い方をする。

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