オオカマキリとカマキリの違い

オオカマキリとカマキリの違い

- 概要 -

一般にカマキリと呼ばれるのはチョウセンカマキリのことで、オオカマキリよりも若干小さく、羽根色などにも違いがある。

- 詳しい解説 -

一般にカマキリと呼ばれるのはチョウセンカマキリのことで、日本においては北海道以外分布する。後ろ翅の前側と中央部に褐色の筋が入っていて、前足の間が赤い色をしている。

オオカマキリは日本全土に分布し、日本最大のカマキリである。体は緑系の個体と褐色系の個体に分かれている。後ろ翅が付け根の部分から紫がかった褐色であり、ここがチョウセンカマキリとは異なっている。また、前足の間の色が黄色っぽい淡い褐色をしているところでも見分けることができる。

日本では古来、前足=鎌をたたんで身構えているときの姿から「拝み虫」と呼ばれたこともあった。カマキリといえば交尾の際にメスがオスを捕食するというイメージがあるが、これは飼育状態にあるものや個体密度が濃い場合に起こることがあるだけで、自然状態では必ずしもそうとは言えない。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。