押しが強いとしつこいの違い

押しが強いとしつこいの違い

- 概要 -

押しが強いとは自分の言いたいことややりたいことなどを何としてもやろうとする意志の強い様子のことで、しつこいは執念深く繰り返してくる様子などを表している。

- 詳しい解説 -

押しが強いとは慣用句で、自分のやりたい通りに物事を通そうとすることを言う。強硬な態度で他の意見を入れないことをいい、厚かましいとも表現できる。

しつこいは、執念深く、物事にこだわっていることをいい、繰り返しつきまとってくることも表現している。執拗にくっついて離れないことを言う。また、食事の味やにおいなどが必要以上に濃厚な場合もしつこいと表現する。例えば、「あの人の香水の香りは甘すぎてしつこい」「安い中華料理は脂が多すぎてしつこい」などである。

押しが強いもしつこいもどちらも受け手側としては非常に迷惑に感じるものであるが、押しが強いの場合は、自分の主張をさせてもらえず、またはさせてもらえたとしても聞いてもらえない状況である。そして、相手の主張の「押し」に負けて自分の主張を引っ込めざるを得ないということである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。