お知らせと通知の違い

お知らせと通知の違い

- 概要 -

お知らせは知らせを丁寧にいったもので、知らせることやその知らせるる内容のことで、通知も同じく知らせることである。

- 詳しい解説 -

お知らせとは「知らせ」に接頭辞「お」をつけて丁寧に言ったもので、意味は知らせることや知らせそのものである。

通知とは、知らせを漢語的に言ったもので、意味はお知らせと同じでしらせることや知らせそのものである。

お知らせも通知も相手に対して何らかの情報を告げること、伝えることである。両者の意味は同じものであるが、聞いた相手方の受け取られ方がお知らせの方が柔らかいことから、内容が簡単である場合や重要性が低い場合などはお知らせが使われることが多い。一方、通知はきちんとした印象を与えることから、行政機関や法律関係のお知らせは通知という文言を使うことが多い。

法律における通知は、不特定多数の人々に対して、行政庁が特定の事項を知らせることを意味している。似ている用語で「通達」「通告」などがあるが、通達は上部機関が下部機関などに出す指示であり、通告は公や団体、個人が他に対して何かをさせるために出す通知のことである。これらは通知と置き換えることができない。
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