カジュアルとナチュラルの違い

カジュアルとナチュラルの違い

- 概要 -

カジュアルとは、気軽にくつろいだ感じで着られることをいい、ナチュラルとは、自然である様子、天然である様子をいう。

- 詳しい解説 -

カジュアル(casual)とは、格式張っておらず、気軽なことを意味している。ファッションでいえば気軽にくつろいだ感じで着られることをいう。

アメリカ風の着こなし、特に1960年代に流行したアイビールックを指すことがあるアメリカンカジュアル(アメカジ)や、そのスポーティな着こなしのアメリカンカジュアルとは対照的な、シックで上品な色使いの大人っぽいスタイルのヨーロピアンカジュアルなどがある。また、日本では1980年代後半〜90年代の若者のファッション スタイルは「渋谷カジュアル」または「渋いカジュアル」の略で”渋カジ”と呼ばれた。いずれも、結婚式などの各種式典に着ていくような格式高いものでもなく、かといって会社に出勤するときのようなある程度改まったものでもない、日常的に気軽に着られる服装のことであるが、「日常」「気軽」は個々人によってその範囲が異なるため、同じカジュアルでも比較的地味なものから原色ばかりを用いるような派手なものまでさまざまである。

ナチュラルとは、自然である様子、天然である様子をいい、本来は人の手が加わっていない様子を表す。飾り気がない、誇張がないという意味でも使われ、「ナチュラルな生き方」とか「ナチュラルなメーク」というような表現をされることがある。ファッションにおいては、綿や麻などの天然素材を多く用いたり、デザインが人体に動きを妨げないようなものや派手でなく自然の植物のような色彩のベーシックカラーのものなどを用いたものがナチュラルなファッションとされている。

上記カジュアルとの違いであるが、カジュアルをフォーマルの対義語として考えたとき、ナチュラルなファッションもカジュアルの中の一分野と考えることができる。すなわち、気軽に着られる洋服のうち、自然・天然なものをナチュラルなファッションという。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。