からしと和からしの違い

からしと和からしの違い

- 概要 -

からし(和からし)はオリエンタルマスタードのことで非常に辛く、洋からしはイエローマスタードのことで穏やかな味がする。

- 詳しい解説 -

からしはアブラナ科のカラシナの種子から作られるもので、香辛料として料理に使われる。カラシナにも種類がいろいろあるが、日本でからし(和からし)として用いられているものはオリエンタルマスタードのことを言う。オリエンタルマスタードは非常に辛みが強い。現在市販されているチューブ入りなどのからしはからしの辛さを人工的な香味成分を入れて再現したものが多い。

洋からしはイエローマスタードのことで和からしに比べ辛みがマイルドである。イエローマスタードのみを原料に用いたものもあるが、中にはイエローマスタードに砂糖類や他の香辛料、酢などを配合して作られた風味付け調味料もある。そのため、一口に洋からし、といってもマスタードに近いものもあれば、和からしに近いもの、まったく別個の香辛料(調味料)となっている洋からしもある。ただ、一般に辛みはやはり抑え目になっている。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。