切上げと四捨五入の違い

切上げと四捨五入の違い

- 概要 -

切り上げは計算の際にある基準に足りない数字を取り去り、上の位に足し上げること、四捨五入は四以下なら切り捨て、五以上なら切り上げることを言う。

- 詳しい解説 -

切り上げは計算においては、ある位に満たない数を取り去り、一つ上の位に加えることを言う。例えば、1234という数字において、百の位までを求めている場合には34を端数として切り捨て、一つ上の百の位に1を加えて1300とする。

切り上げの逆が切り捨てであり、こちらはある位に満たない数を取り去ることを言う。上記の例でいえば、1234の34という数字を切り捨てて、1200とするのが切り捨てである。

四捨五入とは上で述べたような切り上げ、切り捨てを4と5の間で使い分ける方法をいう。必要とする位の数字の次の位が5未満であれば切り捨てをし、5以上であれば切り上げをする。同じく、上記の例で見てみると、1234で百の位が必要な場合、十の位で四捨五入をする。十の位は3なので、5未満であるから切り捨てを行い1200となる。もし、1267であれば、十の位が6で五以上であるから切り上げを行い1300とする。
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