結膜炎とものもらいの違い

結膜炎とものもらいの違い

- 概要 -

結膜炎は結膜が炎症を起こした病気のことで、結膜の充血や目やに、涙が出るなどの症状がある。ものもらいは、麦粒腫のことでまぶたの裏側が腫れ、痛みやかゆみを伴うものを言う。

- 詳しい解説 -

結膜炎とは、白目とまぶたの裏側にある結膜が炎症を起こして赤く充血する病気の事である。基本的に細菌やウィルスの感染によって引き起こされる。症状はどの細菌やウィルスに感染したかによって違うが、基本的に、白目の充血や、めやにが多く出る、まぶたの腫れなどがある。アレルギーも結膜炎の原因であり、日本人の15%前後がアレルギー性結膜炎を有しているとされている。この原因の場合はまぶたにかゆみを伴う。

ものもらいは、まぶたが赤く腫れ、目の痛み、充血、異物感が出る病気で、主にまつ毛の根元付近のかゆみから始まる。一般的には麦粒腫というもので、マイボーム腺の炎症のことである。炎症が強くなると痛みが強くなり、腫れた部分から膿が出ることがある。原因はまぶたにある毛穴や分泌腺から細菌が入ることで引き起こされる炎症である。

「ものものらい」という名前は地方によって異なる。「ものもらい」は誰かに物をもらうと治るという俗説からつけられたもので、関東地方で多く使われる。他に、「めばちこ」(関西地方)、「めっぱ」(北海道)、「めいぼ」「のんめ」「めぼう」などがある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。