後悔と罪悪感の違い

後悔と罪悪感の違い

- 概要 -

後悔とは、後になってそのことを悔やむことを言う。罪悪感とは、自分のしたことなどに対して罪の意識を持つことを言う。

- 詳しい解説 -

後悔とは、後になって、過去のことを悔やむことを言う。「あの時ああしていればよかった」「あの時ああしなければよかった」など、したことやしなかったことについて、間違いだった、やり直したいと思う気持ちを持つことを言う。

罪悪感とは、自分のしたことやしなかったことに対して、罪の意識を持つことを言う。つまり、それをしたこと(しなかったこと)がとても悪い事であると認識し、非難されるべきであると感じることである。

罪悪感の根底には、規範意識、つまりこうあるべきであるという道徳のような意識がある。これに反した行為を行った場合に罪悪感を感じることとなる。一方後悔は、こういった規範意識ではなく、基本的には自分の感情や損得勘定などから生じるものである。

例えば、「あの時会社に戻っておけば、今頃昇進していたかもしれない」というのは、自分の昇進という損得勘定からの気持ちであり、後悔である。しかし「あの時あんなことを言って彼女を傷つけてしまった」であれば、人を傷つける言葉を発したことの罪悪感に苛まれているということである。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。