公害と災害の違い

公害と災害の違い

- 概要 -

公害は人為的な原因で引き起こされた被害で、災害は自然現象や火災などによって引き起こされた被害のことをいう。

- 詳しい解説 -

公害は工場などからでる排気や排水、廃棄物などによって周辺住民の生活や健康などに被害が生じることをいう。さらに直接的な健康被害だけでなく、生活環境の著しい変化や周辺自然環境の破壊なども公害の一種である。

日本においては、高度経済成長期に経済成長を優先させた結果、日本各地でも公害が発生した。中でも有名なものはイタイイタイ病、四日市ぜんそく、水俣病などである。

災害は、地震や台風、豪雨などの自然災害が原因で広範囲の人びとの生活や身体、財産に大きな被害が出ることをいう。基本的にはその損害の発生を予期できないものであるし、人間がコントロールすることができないものである。

近年、経済成長の著しい新興国を中心に公害の発生が広く見られる。さらに、地球温暖化の影響もあり、世界各地で異常気象による災害が起きている。新興国では、公害による汚染水が洪水などの災害で広範囲に広がり、二重の害となる例などもある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。