口外と他言の違い

口外と他言の違い

- 概要 -

口外は口に出して話すことで、秘密などを他の人に漏らすことを言う。他言も同じで、内緒のことなどを他の人に話すことを言う。意味は同じである。

- 詳しい解説 -

口外とは、口に出して言うことを意味している。また、他の人に話すべきではない秘密ごとなどを他の人に話すことも口外という。

他言とは、他の人に話すこと、秘密のことを他人に漏らすことを言う。口外も他言もどちらも意味は同じものである。

よく両者が使われるのは、後ろに「無用」をつけて「口外無用」「他言無用」のように使われる。また、「この話は決して口外してはいけません」「前の時のように他言されては迷惑です」のように、他人に話をしてほしくないとき、話を拡散してほしくないとき、その人を制するときに使われることがほとんどである。「この事実を他言してください」「口外大歓迎です」のように積極的な意味には使われない。

類義語には、かん口令を敷く、口をつぐむ、口にふたをする、内々にする、墓場まで持っていくなどがある。どれも秘密にすること、内緒にするなどがある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。