しきたりと風習の違い

しきたりと風習の違い

- 概要 -

風習とはその土地で長く伝承されたきた風俗習慣のことをいい、しきたりはその風習を色濃く特徴づけるその土地独特の規則のこと。

- 詳しい解説 -

風習とはその土地にある伝承にもとづく風俗習慣のことで、その土地独特のならわしのことである。風習はその土地の地理的条件、歴史的条件、その他さまざまの条件により形作られるものである。長い時間をかけて形成されているもので、その土地に住む人々の行動様式の元ととなるものである。山や峠を挟んだだけの隣り合った土地でも全く違う風習が伝えられていることがある。

しきたりは、風習と同じように古くからその土地に伝えられてきたもので、その土地独自のルールのことである。風習とはこういったしきたりやならわしの集積であるといえる。その土地独特のしきたりは風習を色濃く特色づけるものである。

ならわしはその土地の人々が行っている行為の原因のひとつであるが、しきたりは、その土地の人々の行為を時に厳しく制限する。人々や社会が保守的であるればあるほどしきたりに従って行動する傾向がある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。