品切れと絶版の違い

品切れと絶版の違い

- 概要 -

品切れは現在店頭や店の倉庫にもない状態であることをいうが、絶版は発行していた書籍をもう再び出版しないことを言う。

- 詳しい解説 -

品切れとは、その時点でその店の店頭やバックヤード(倉庫)にも在庫がないこと、品がない事をいう。

絶版とは、発行されていた書籍に関して、もう再び発行することがないことを言う。現在印刷していた「版を廃する、絶する」ため絶版という。

品切れの場合はその店にないだけで、他の書店にはあるかもしれないし、注文を出せば手に入れることが可能である。しかし、絶版の場合は、店舗にない場合にも注文を出すことが不可能となる。もしどうしても絶版の書籍を手に入れたいとなると、他の書店の在庫本の中にあるかを問い合わせるか(つまり、まだ市中に流通されているのか)、古本として古本専門の書店にあるかを問い合わせ、あった場合にのみ手に入ることとなる。いずれにせよ、絶版となってしまった書籍は著しく手に入れるのが困難となる。

ただ、絶版となってしまった書籍でも、国会図書館は収集しているはずであるから、入手できなくともどうしても読みたいというのであれば、国会図書館を利用する手段が最終的にある。
「新しいと真新しい」「イルミネーションと夜景」「金歯と銀歯」などなど、世の中にははっきりと説明できないよく似た言葉や物事が私たちが思っているよりもかなり多く存在しています。私自身学生時代からそのようなよく似た言葉・物事の違いを意識的に発見しては辞書やネットで調べるということを日常的にしていて、それが一つのライフワークになっていました。ある時期からその趣味?ともいえる調査・分析にどっぷりと浸かりまして、これまでエクセルにまとめた二つの類似した違いをネット上で公開し始め、今では複数の方のお力もお借りして実に多くの類似した言葉・物事をネット上で公開することができています。日本語は実に複雑怪奇・・・!そして面白いなと思います。「私語と雑談の違い」「失礼と非礼の違い」「始末書と反省文の違い」「すなわちとつまりの違い」うむむ・・・、よくわかりませんね。知らなくても別に生活に困るわけではないけど分かっているとちょっと嬉しい二つの違い、お時間のある時に是非1つでも覗いていただければと思います。