ジンギスカンとラムの違い

ジンギスカンとラムの違い

- 概要 -

ラムとは子羊の肉のことを言う。ジンギスカンとは、羊の肉を野菜などと一緒に焼いて食べる料理で、主に北海道地方でよく食べられるものである。

- 詳しい解説 -

ラムとは英語のlambの音訳で、子羊や子羊の肉のことを言う。通常生後12か月未満の羊の肉のことである。生後1年をたつとマトンと呼ばれる。

ジンギスカンとは、羊の肉(ラムまたはマトン)を野菜とともに焼く料理の一種である。北海道地方でよく食べられる料理であるが、日本の他の地域ではあまり羊肉を食べる習慣がないため、全国的な広がりはない。

名前の由来は明確なものはないが、羊肉を食べるモンゴル人の祖であるチンギスハン(成吉思汗)からきているという説と、ジンギスカンを焼く際には、円形で中央部が盛り上がった独特の形をしている浅型の鍋を用いるが、その鍋の形がモンゴル人兵士の兜の形に似ているからとする説など多説ある。

ジンギスカンはジンギスカン鍋に羊肉を並べ、その上からもやし、キャベツ、ニンジン、玉ねぎなどの野菜をたっぷりと乗せ、蒸し焼きにする。野菜から出た汁は鍋の縁に溜まるようになっている。食べる際にはジンギスカンのタレという独特の甘い風味のたれをつけて食べる。または、肉自体をたれに漬け込んでおき、その味で食べる。
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