審議と討議の違い

審議と討議の違い

- 概要 -

審議とは、会議で慎重に議題を検討、調査することをいうが、討議とは、参加者がお互いに意見を出し合って議論を行うことを言う。

- 詳しい解説 -

審議とは、ある物事について会議を開いて、それについて詳しく調査・検討を行うことを言う。通常の会議の一種ではあるが、会議が総称であるのに対して、審議はより議題についての検討や調査を綿密に行う点で違いがある。

審議は、特に政治や行政の場面において行われるものであるが、それは議会政治においては議案について、その背景を含めて十分に調査し、検討し、討議することが重要であるからである。多数決による議決が正当性を持つのは、この十分に審議を尽くした結果であるからに他ならないのである。

討議とは、会議などの場面において、複数の人が互いに自分の意見を交わして議論を深めることを言う。討議の方法は数種類あるが、代表的なものは、集団による自由討議、パネルディスカッション、討論会である。集団自由討議は、その討議の場にいるすべての人が参加して行うもので、発言などは自由に行うことができる。パネルディスカッションは、その議案について専門知識をもつ代表者数名が討議を行い、他は聴衆として参加するものである。討論会は聴衆がいるところはパネルディスカッションと同じだが、発言者(討議者)はその議案について賛成・反対の二つに分かれて交互に発言するものである。
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