パーシャル・レンジとは～パーシャル・レンジの意味筋トレ用語の筋肉大全

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筋トレ用語＞ パーシャル・レンジ

パーシャル・レンジとは可動域を限定して行う筋トレのことだよ。
例えばベンチプレスだとバーベルが胸につくまで下さずにバーベルを押し上げる。
このように可動域を目いっぱい使わず狭めて行う動作のことをパーシャル・レンジ
って言うんだ。（※可動域を目いっぱい使う動作はフルレンジというよ）

パーシャル・レンジは非常に重要なテクニックだから覚えておいた方がいいよ。
筋トレはフルストレッチ（筋肉を最大限に伸ばす）、フルコントラクション（筋肉を最大限に
収縮させる）が基本だよね。どの筋トレ本にもそのように書かれている。
だけどそれは絶対じゃない。

例えばベンチプレスだとシャフトを胸につくまで下したとき、大胸筋は
フルストレッチされている。だけど実はそこまで下さなくても大胸筋は十分に
伸ばされているんだ。（腱に余計な負担がかかっているだけ）
だから胸とシャフトの距離が数センチ開いた位置がボトムポジションで
ベンチプレスをしても大胸筋は十分に鍛えることができる。

そして限界まで攻めきったらボトムポジションを少しずつ上げていくんだ。
つまりパーシャル・レンジをどんどん狭くしていくということ。そうすることによって
大胸筋の収縮と伸展の幅は小さくなるけど限界点からさらに3～5レップ繰り返す
ことができ最後まで大胸筋を本当の意味で追い込むことができるんだ。

筋肥大理論や筋トレ理論は正しいものもあれば間違っているものもある。
まだわかっていないことが多くあるからね。今までの常識が実は間違っていたなんて
ことはよくあること。思うように結果が出ない人は間違った筋トレ理論を
実践しているのかもしれないよ。

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