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消化のしくみ

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消化のしくみ

  消化は胃だけじゃなく、口の中で食べ物をかみ砕いている時からすでに始まって
いるんだ。どの場所でどのように消化が行われているか消化のしくみ
簡単にわかりやすく解説していくよ。

まず、口の中で味を感じる組織が働くと唾液が分泌される。唾液にはアミラーゼという
消化酵素が含まれていて糖質(デンプン)を分解する働きがあるんだ。
ただ食べ物が
口の中にとどまる時間はわずかなので、口の中での消化はわずかだよ。

食べ物が胃に溜まりはじめると胃液が分泌される(胃液の分泌が開始されるまでに
唾液のアミラーゼがデンプンの約50%を分解している)
胃液ではペプシンという消化酵素がたんぱく質を分解しはじめる。

胃で粥状になった食べ物は十二指腸に送り込まれ、すい臓からすい液が、胆のうからは
胆汁が分泌されて糖質とたんぱく質と脂質の本格的な消化が始まるんだ。


口の中 小腸 大腸
十二指腸 空腸・回腸
糖質 アミラーゼ アミロプシンなど 吸収開始 水分の吸収
たんぱく質 ペプシン トリプシンなど 吸収開始 水分の吸収
脂質 リパーゼなど 吸収開始 水分の吸収
※水分の95%は小腸で吸収され残りの水分が大腸で少しずつ吸収される

ミニマッスルメモ
1日で分泌される消化液の量は唾液が1200ml、
胃液が2000ml、すい液が1200ml、胆汁が700mlだよ
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